四十年前のエキスカージョン

和辻哲郎 ・10分 ・3,014文字

交通の利便化で手軽になった古寺巡りだが、人間の感受性には限界がある。著者は徒歩で寺々を巡った大正時代の「エキスカージョン(修学旅行)」の記憶を回顧し、歩くことで研ぎ澄まされる感性と、歴史的美術品に対する真の鑑賞のあり方を問い直す随筆である。

  1. 1 章(2分・622文字)
  2. 2 章(8分・2,404文字)

底本 和辻哲郎全集 補遺(岩波書店)/入力 岩澤秀紀/校正 火蛾

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