犬神
小酒井不木 ・21分 ・6,329文字
祟りの伝説が残る家系に生まれた男は、上京後に同棲した女との生活や狂犬の災難を機に、強迫観念へ苛まれていく。血を吸い灰を喰む女の奇行と、己の内に深まる怪異への恐怖。死刑を待つ男の手記という形で描かれる、狂気と破滅の怪奇心理サスペンスである。
- 1 章(5分・1,434文字)
- 2 章(3分・972文字)
- 3 章(3分・843文字)
- 4 章(4分・1,203文字)
- 5 章(4分・1,192文字)
- 7 章(2分・725文字)
底本 怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線(ちくま文庫、筑摩書房)/入力 川山隆/校正 宮城高志