勝負師
織田作之助 ・16分 ・4,664文字
奇策を放ち近代将棋の強豪に挑み続ける異端の棋士・坂田三吉。かつて坂田を描いた語り手は、無謀とも思える破格の指し手や底知れぬ自信に己の姿を重ねていた。盤上に人生の苦汁と執念を叩きつける勝負師の凄絶な業を、痛切な自省と共感を交えて浮き彫りにする。
- 1 章(5分・1,535文字)
- 2 章(6分・1,797文字)
- 3 章(4分・1,345文字)
底本 聴雨・蛍 織田作之助短篇集(ちくま文庫、筑摩書房)/入力 桃沢まり/校正 松永正敏
織田作之助 ・16分 ・4,664文字
奇策を放ち近代将棋の強豪に挑み続ける異端の棋士・坂田三吉。かつて坂田を描いた語り手は、無謀とも思える破格の指し手や底知れぬ自信に己の姿を重ねていた。盤上に人生の苦汁と執念を叩きつける勝負師の凄絶な業を、痛切な自省と共感を交えて浮き彫りにする。
底本 聴雨・蛍 織田作之助短篇集(ちくま文庫、筑摩書房)/入力 桃沢まり/校正 松永正敏