イズムの功過

夏目漱石 ・5分 ・1,563文字

主義(イズム)とは過去の複雑な経験や事実を整理するための「輪郭」に過ぎないと論じる。知識の整理には便利だが、その型を未来の精神活動や人生全般に当てはめて支配しようとすれば屈辱と苦痛が生じる。当時隆盛した自然主義を例に、主義の果たす役割と限界を明快に説く。

  1. 1 章(5分・1,572文字)

底本 漱石文明論集(岩波文庫、岩波書店)/入力 柴田卓治/校正 福地博文

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