生不動
橘外男 ・24分 ・7,488文字
東京へ発つ直前、男は連れの芸者とともに真冬の北海道・留萌を訪れる。静かな宿で打ち破られた夜の静寂。表へ飛び出した男の眼前に広がっていたのは、身に炎をまとった三人の男女が雪の街路を走り狂う、地獄絵図のような光景だった。鮮烈な記憶を綴る異色作。
- 1 章(5分・1,414文字)
- 2 章(5分・1,485文字)
- 3 章(8分・2,553文字)
- 4 章(5分・1,790文字)
- 5 章(1分・335文字)
底本 橘外男ワンダーランド 怪談・怪奇篇(中央書院)/入力 門田裕志/校正 仙酔ゑびす