鯉
岡本綺堂 ・25分 ・7,131文字
川魚料理屋の席で、老人はなぜか特定の魚にだけ頑なに箸をつけない。理由を尋ねると、彼は幕末の昔、捕獲された一匹の巨大な魚と、それに関わった人々を襲った恐ろしい因縁を語り始める。大魚に狂わされた人々の運命と怪異を描いた、静かな余韻の残る物語である。
- 1 章(12分・3,670文字)
- 2 章(12分・3,551文字)
底本 鎧櫃の血(光文社文庫、光文社)/入力 門田裕志、小林繁雄/校正 松永正敏
岡本綺堂 ・25分 ・7,131文字
川魚料理屋の席で、老人はなぜか特定の魚にだけ頑なに箸をつけない。理由を尋ねると、彼は幕末の昔、捕獲された一匹の巨大な魚と、それに関わった人々を襲った恐ろしい因縁を語り始める。大魚に狂わされた人々の運命と怪異を描いた、静かな余韻の残る物語である。
底本 鎧櫃の血(光文社文庫、光文社)/入力 門田裕志、小林繁雄/校正 松永正敏