座右第一品
上村松園 ・11分 ・3,142文字
火事の際、咄嗟に抱え出そうとしたのは、修行時代から書き溜めてきた縮図と写生の帳面だった。周囲の冷視に涙を呑みながらも、博物館や売立会に通い詰めて名画を無心に写し取った日々。画道の原点と弛まぬ研鑽の歴史が、情熱と苦心の記憶とともに語られる随筆。
- 1 章(2分・699文字)
- 2 章(3分・816文字)
- 3 章(3分・756文字)
- 4 章(1分・353文字)
- 5 章(2分・552文字)
底本 青眉抄・青眉抄拾遺(講談社)/入力 川山隆/校正 鈴木厚司
上村松園 ・11分 ・3,142文字
火事の際、咄嗟に抱え出そうとしたのは、修行時代から書き溜めてきた縮図と写生の帳面だった。周囲の冷視に涙を呑みながらも、博物館や売立会に通い詰めて名画を無心に写し取った日々。画道の原点と弛まぬ研鑽の歴史が、情熱と苦心の記憶とともに語られる随筆。
底本 青眉抄・青眉抄拾遺(講談社)/入力 川山隆/校正 鈴木厚司