宣言一つ
有島武郎 ・15分 ・4,804文字
労働者自身の力による解放が胎動する時代。支配階級に生まれ育った自らの出自を直視する著者は、知識人が彼らの代弁者や指導者を気取る欺瞞を鋭く突く。階級間に横たわる断絶を冷徹に見つめ、有産知識人の限界と無力を誠実に告白した思想的宣言である。
- 1 章(2分・687文字)
- 2 章(2分・691文字)
- 3 章(4分・1,305文字)
- 4 章(2分・752文字)
- 5 章(2分・748文字)
- 6 章(2分・632文字)
底本 惜しみなく愛は奪う(角川文庫、角川書店)/入力 鈴木厚司