黒猫

島木健作 ・23分 ・6,683文字

病床で地理雑誌を読む「私」は、人間に屈しない樺太オオヤマネコの孤高な姿に強い感動を受ける。そんな折、家の周囲にへつらいを知らぬ堂々とした一匹の野良黒猫が現れる。ヤマネコに通じる風格に魅了される「私」だが、猫は夜の台所を脅かす存在でもあった。

  1. 1 章(7分・1,947文字)
  2. 2 章(16分・4,793文字)

底本 昭和文学全集 第32巻(小学館)/入力 林 幸雄/校正 小林繁雄

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