マッチ売りの少女
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen ・11分 ・3,451文字
雪が降りしきる大晦日の晩、みすぼらしい身なりの少女が寒さに震えながらマッチを売り歩いていた。一本も売れず家にも帰れない彼女は、かじかむ手を温めようとマッチを擦る。その小さな炎の中に現れたのは、温かいストーブやごちそうといった幻想的な光景だった。
- 1 章(11分・3,471文字)
底本 マッチ売りの少女 (アンデルセン童話集)(新潮文庫、新潮社)/入力 チエコ/校正 木下聡