椅子と電車
原民喜 ・3分 ・841文字
とりとめもない学生時代、常に何かを求め落ち着かない二人の男がいた。やがて三年が過ぎ、結婚して郊外の家に落ち着いた友人を訪ねた神経質な男は、友の手作りの椅子に感心する。その帰路の電車の中、涼風に吹かれながら、男は静と動の居場所に思いを馳せる。
- 1 章(2分・562文字)
- 2 章(1分・161文字)
- 3 章(1分・131文字)
底本 普及版 原民喜全集第一巻(芳賀書店)/入力 蒋龍/校正 小林繁雄
原民喜 ・3分 ・841文字
とりとめもない学生時代、常に何かを求め落ち着かない二人の男がいた。やがて三年が過ぎ、結婚して郊外の家に落ち着いた友人を訪ねた神経質な男は、友の手作りの椅子に感心する。その帰路の電車の中、涼風に吹かれながら、男は静と動の居場所に思いを馳せる。
底本 普及版 原民喜全集第一巻(芳賀書店)/入力 蒋龍/校正 小林繁雄