映画と季感

中井正一 ・9分 ・2,884文字

映画のフィルムには誤魔化しの効かない季節の感覚が刻まれる。俳句における季語が天地自然とともに生きる驚きを提示するように、芸術は人間の視界を覆う膜を取り去り、存在の深みを示す。カメラという新たな視覚が持つ表現力とその可能性を捉え直す芸術論である。

  1. 1 章(1分・413文字)
  2. 2 章(2分・806文字)
  3. 3 章(3分・1,003文字)
  4. 4 章(2分・687文字)

底本 中井正一全集 第三巻 現代芸術の空間(美術出版社)/入力 鈴木厚司/校正 宮元淳一

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